2011.07.11更新
皆さん、こんにちは。
FP754です。
先月6月12日、19日の2日間に渡り、平成23年度第1回CFP試験が実施され、無事終了しました。
受験された皆様、どうもお疲れ様でした。
また当ブログ閲覧者、ならびに別途HPのFP754のサービス利用者の皆さんから、多数のご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
早速、HPやブログにて、皆さんから頂いた感想をまとめた難易度の傾向をアップしていますので、今後の参考までにご確認ください。
ところで、今回6月試験を受験されて、続けて次回11月試験にチャレンジされる方や、5月の2級FP技能検定試験に合格されて、続けて11月のCFP試験にチャレンジされるという方も多数いらっしゃると思います。
そこで、FP754では、2006年から、日本FP協会のFPテキストを使った勉強法であるFPテキストサービスを提供しており、11月試験対策として、新たに平成23年度FPテキストサービスを提供する予定としていますが、そのスケジュールについて、ご案内します。
・8月上旬 平成23年度FPテキスト発売予定
・8月中〜9月上旬
平成23年度FPテキストサービス提供準備
・9月上旬 平成23年度第1回CFP試験(過去問)発売予定
・9月上旬〜中旬
過去問内容を反映後、平成23年度FPテキストサービス提供開始
※昨年のスケジュール、ならびに平成23年度税制改正の遅れを考慮して作成
上記スケジュールによると、平成23年度FPテキストサービスの提供開始まで、まだしばらくお待ちいただくことになってしまいます。
【新旧FPテキストサービスのメリット・デメリット】
このような事情から、CFP試験の勉強を早速始めたいと思い、FPテキストサービスをご検討いただいている方にとっては、現行の平成22年度FPテキストサービスを申込すべきか、それとも平成23年度FPテキストサービスの提供開始まで待ったほうがよいのか迷われる方もいらっしゃると思いますので、それぞれのメリット、デメリットを挙げてみます。
なお、FPテキストサービスは、以下の対応が前提となります。
現行FPテキストサービス(平成22年度FPテキストサービス)
・平成22年度FPテキストを利用
・基本的に平成22年度第2回試験〜平成23年度第1回試験に対応
新FPテキストサービス(平成23年度FPテキストサービス)
・平成23年度FPテキストを利用
・基本的に平成23年度第2回試験〜平成24年度第1回試験に対応
(現在提供中の平成22年度FPテキストサービスを利用するメリット)
・平成23年度FPテキストサービスの提供まで約2ヶ月も待たずに、FPテキストを利用した勉強を進めることができ、11月試験までの勉強時間を確保できる。
・新FPテキストの発売を待ちたいところであるが、基本的に例年同様、小〜中改訂と思われるので、試験勉強に大きな影響を与えるような内容変更になるとは考えにくい。
(現在提供中の平成22年度FPテキストサービスを利用するデメリット)
・平成23年度税制改正などの改訂内容が反映されていないので、古い情報で勉強を進めざるを得ない。
・例年、新FPテキストで追加、変更した内容は、ほぼ毎回出題が見られるが、そのような問題に対応できない。
(9月初旬提供予定の平成23年度FPテキストサービスを利用するメリット)
・税制改正を始め、改訂内容が反映されているので、最新の内容で勉強を進めることができる。
・内容追加、変更になっているところからの出題に対応できる。
(9月初旬提供予定の平成23年度FPテキストサービスを利用するデメリット)
・新FPテキストを使用した試験勉強を始めるのに、FPテキスト入手だけで1ヶ月以上、平成23年度FPテキストサービスを反映したテキストを使用する場合は2ヶ月以上待たなければならないので、次回11月試験までの勉強期間が大幅に限定されてしまう。
・平成23年度FPテキストサービス開始時は、申込が重なることが多く、申し込んでも納期が遅れて、更に数日〜数週間ほど待っていただくリスクがある。
まとめますと、現行サービス(平成22年度FPテキストサービス)を利用する場合は時間的メリット、新サービス(平成23年度FPテキストサービス)を利用する場合は内容的メリットがあるということになります。
【FP754の考え】
まず前提として、CFP試験はFPテキストの改訂内容、つまり新FPテキストで追加や変更になった内容が、課目を問わずほぼ毎回出題されますので、新FPテキストで勉強した方が有利です。
一方、FPテキストは毎年8月上旬に今年度版が新発売されますが、旧テキストの小〜中改訂が基本で、ここ数年間、ずっと小幅改訂が続いています。
ところが、課目により、改訂内容のバラつきがあり、特に、難易度の高い金融、ライフプランについては、新FPテキストで勉強した方が有利に働く場合があります。
しかし、CFP試験の勉強法はあくまでも「過去問」をメインとなりますので、現行の平成22年度版FPテキストサービスでも十分対応可能と考えています。
上記の理由から、皆さんのFPテキストの利用の仕方にもよりますが、内容的メリットよりも時間的メリットを優先させた方が良く、あとは過去問の反復で、十分カバーできると考えています。
FP754自身も、受験は複数回に跨りましたが、結局旧テキストのまま対応しましたし、過去にFPテキストサービスを利用された方で、数回にわたって受験された方もいらっしゃいますが、最初のCFP試験受験時に利用したFPテキストをずっと使い、合格を果たされた方は多数いらっしゃいます。
もちろん、新FPテキストが発売されて内容を確認してみないことにはわからないというリスクがあります。
以上より、上記事情を考慮の上、ご検討ください。
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