2012.07.01更新
皆さん、こんにちは。
FP754です。
先月6月10日、17日の2日間に渡り、平成24年度第1回CFP試験が実施され、無事終了しました。
受験された皆様、どうもお疲れ様でした。
また当ブログ閲覧者、ならびに別途HPのFP754のサービス利用者の皆さんから、多数のご感想をお寄せいただき、ありがとうございました。
すでに、当HPや試験対策ブログにて、皆さんから頂いた感想をまとめた難易度の傾向をアップしていますので、今後の参考までにご確認ください。
ところで、今回の6月試験を受験されて、続けて次回11月試験にチャレンジされる方や、5月の2級FP技能検定試験に合格されて、続けて11月のCFP試験にチャレンジされるという方も多数いらっしゃると思います。
そこで、FP754では、2006年から、日本FP協会のFPテキストを使ったFPテキストサービスを提供しており、11月試験対策として、新たに平成24年度FPテキストサービスを提供する予定としていますが、昨年を参考としたスケジュールについて、ご案内します。
・8月上旬 平成24年度FPテキスト発売予定
・8月中〜9月上旬 平成24年度FPテキストサービス提供準備
・9月上旬 平成24年度第1回CFP試験(過去問)発売予定
・9月上旬〜中旬 過去問内容を反映後、平成24年度FPテキストサービス提供開始
上記スケジュールより、平成24年度FPテキストサービスの提供開始まで、まだしばらくお待ちいただくことになります。
このような事情から、CFP試験の勉強を早い時期から始めたいと思い、FPテキストサービスをご検討いただいている方にとっては、現行の平成23年度FPテキストサービスを申込すべきか、それとも平成24年度FPテキストサービスの提供開始まで待ったほうがよいのか迷われる方もいらっしゃると思いますので、それぞれのメリット、デメリットを挙げてみます。
【新旧FPテキストサービスのメリット・デメリット】
FPテキストサービスは、以下の対応が前提となります。
現行FPテキストサービス(平成23年度FPテキストサービス)
・平成23年度FPテキストを利用
・基本的に平成23年度第2回試験〜平成24年度第1回試験に対応
新FPテキストサービス(平成24年度FPテキストサービス)
・平成24年度FPテキストを利用
・基本的に平成24年度第2回試験〜平成25年度第1回試験に対応
(現在提供中の平成23年度FPテキストサービスを利用するメリット)
・平成24年度FPテキストサービスの提供まで約2ヶ月も待たずに、FPテキストを利用した勉強を進めることができ、11月試験までの勉強時間を確保できる。
・新FPテキストの発売を待ちたいところであるが、基本的に例年の改訂状況は小幅にとどまっているため、試験勉強に大きな影響を与えるような内容変更になるとは考えにくい。
(現在提供中の平成23年度FPテキストサービスを利用するデメリット)
・平成23年度ならびに平成24年度税制改正の改訂内容が反映されていないので、古い情報で勉強を進めざるを得ない。
・例年、新FPテキストで追加、変更した内容は、ほぼ毎回出題が見られるが、そのような問題に対応できない。
(9月初旬提供予定の平成24年度FPテキストサービスを利用するメリット)
・現行FPテキストで反映されていない平成23年度ならびに平成24年度税制改正の内容や、その他改訂内容が反映されているので、最新の内容で勉強を進めることができる。
・内容追加、変更になっているところからの出題に対応できる。
(9月初旬提供予定の平成23年度FPテキストサービスを利用するデメリット)
・新FPテキストを使用した試験勉強を始めるのに、FPテキスト入手だけで1ヶ月以上、平成24年度FPテキストサービスを反映したFPテキストを使用する場合は2ヶ月以上待たなければならないので、次回11月試験までの勉強期間が大幅に限定されてしまう。
・平成24年度FPテキストサービス開始時は、申込が重なることが多く、申し込んでも納期が遅れて、更に数日〜数週間ほど待たされるリスクがある。
まとめますと、現行サービス(平成23年度FPテキストサービス)を利用する場合は時間的メリット、新サービス(平成24年度FPテキストサービス)を利用する場合は内容的メリットがあるということになります。
【FP754の考え】
まず前提として、CFP試験はFPテキストの改訂内容、つまり新FPテキストで追加や変更になった内容が、課目を問わずほぼ毎回出題されますので、新FPテキストで勉強した方が有利です。
一方、FPテキストは毎年8月上旬に今年度版が新発売されますが、旧テキストの小〜中改訂が基本で、ここ数年間、ずっと小幅改訂が続いていました。
ところが、現行FPテキストでは、平成23年度税制改正の施行遅れで、結局、平成23年度税制改正の内容が反映されておらず、新FPテキストでは、平成23年度ならびに平成24年度の2年分の税制改正が反映されることとなり、今回のFPテキストに限っては、いつもより大幅な改訂がなされる可能性が高いです。
ところが、課目により、改訂内容のバラつきがあり、特に、難易度の高い金融、ライフプランについては、新FPテキストで勉強した方が有利に働く場合があり、一方で、改訂内容があまり影響を及ぼさないタックスについては、直近の6月試験結果の受験者の感想を伺った限りにおいても、現行FPテキストでも対応出来る可能性が高いです。
しかし、CFP試験の勉強法はあくまでも「過去問」をメインと考えるべきであり、現行の平成23年度版FPテキストサービスでも十分対応可能な課目もあると考えています。
上記の理由から、皆さんのFPテキストの利用方法にもよりますが、本来なら内容的メリットよりも時間的メリットを優先させた方が良く、あとは過去問の反復で、十分カバーできるという考えが基本になるのですが、今回のFPテキストに限っては、いつもより大幅な改訂が予想されるため、内容的メリットの比率が高まるとお考えください。
ちなみに、FP754自身も、受験は複数回に跨りましたが、結局旧テキストのまま対応しましたし、過去にFPテキストサービスを利用された方で、数回にわたって受験された方もいらっしゃいますが、最初のCFP試験受験時に利用したFPテキストをずっと使い、合格を果たされた方は多数いらっしゃいます。
もちろん、新FPテキストが発売されて内容を確認してみないことには、どれほど内容的メリットが大きいのか、また11月試験が終わってみないことには、どちらのメリットを重視すべきだったのか、現時点ではわかりません。
以上より、上記事情をご考慮の上、最終的に、FPテキストサービスをご検討頂いている皆さんのお考えで決めてください。
なお、同時更新しましたが、平成24年度FPテキストサービスをはじめとして、FP754が提供する4つのサービスの価格改定を行っています。
平成24年度FPテキストサービスについては、早期予約の割引特典を設けましたので、そちらの更新内容もご確認ください。
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