2013.07.22更新
皆さん、こんにちは。
FP754です。
先月6月9日、16日(日)の2日間に渡り、平成25年度第1回CFP試験が実施され、先週の7月17日(水)に、その合格発表がありました。
今回の試験を受験し、合格された皆さん、どうもおめでとうございます。
FP754のサービス利用者の皆さんやCFP対策ブログをご閲覧いただいた皆さんからも、沢山の合格のご報告をいただき、すでに「合格者の声」として、当HPに掲載させていただいていますので、ご確認ください。
ところで、今回の6月試験を受験されて、続けて次回平成25年度第2回試験(2013年11月試験)にチャレンジされる方や、5月の2級FP技能検定試験に合格されて、続けて11月のCFP試験にチャレンジされるという方も多数いらっしゃると思います。
そこで、FP754では、2006年から、日本FP協会のFPテキストを使ったFPテキストサービスを提供しており、11月試験対策として、新たに平成25年度FPテキストサービスを提供する予定ですが、昨年を参考としたスケジュールについて、ご案内します。
・8月8日(木) 平成25年度FPテキスト発売 ・8月上旬〜9月上旬
平成25年度FPテキストサービス提供準備
・9月上旬 平成25年度第1回CFP資格審査試験問題集(過去問)発売
・9月中旬 平成25年度FPテキストサービス提供開始
上記スケジュールより、平成25年度FPテキストサービスの提供開始まで、もうしばらくお待ちいただくことになります。
このような事情から、早い時期からCFP試験の勉強を始めたいと思い、FPテキストサービスをご検討いただいている方にとっては、現行の平成24年度FPテキストサービスで勉強を進めるべきか、それとも平成25年度FPテキストサービスの提供開始まで待った方が良いのか迷われる方もいらっしゃると思いますので、それぞれのメリット、デメリットを挙げておきます。
【新旧FPテキストサービスのメリット・デメリット】
FPテキストサービスは、以下の対応が前提となります。
現行FPテキストサービス(平成24年度FPテキストサービス)
・現在発売中の平成24年度FPテキストを利用
・基本的に平成24年度第2回試験〜平成25年度第1回試験に対応
新FPテキストサービス(平成25年度FPテキストサービス)
・8月8日(木)発売予定の平成25年度FPテキストを利用
・基本的に平成25年度第2回試験〜平成26年度第1回試験に対応
(現在提供中の平成24年度FPテキストサービスを利用するメリット)
・平成25年度FPテキストサービスの提供まで約2ヵ月も待たずに、FPテキストを利用した勉強を進めることができ、11月試験までの勉強時間を確保できる。
・新FPテキストの発売を待ちたいところであるが、基本的に毎年、改訂状況は小幅にとどまっているため、試験勉強に大きな影響を与えるような内容変更になるとは考えにくい。
(現在提供中の平成24年度FPテキストサービスを利用するデメリット)
・平成25年度税制改正の改訂内容が反映されていないので、古い情報で勉強を進めざるを得ない。 ・例年、新FPテキストで追加、変更した内容は、ほぼ毎回出題が見られるが、そのような問題に対応できない。
(9月中旬提供予定の平成25年度FPテキストサービスを利用するメリット)
・現行FPテキストで反映されていない平成25年度税制改正の内容や、その他改訂内容が反映されているので、最新の内容で勉強を進めることができる。 ・内容追加、変更になっているところからの出題に対応できる。
(9月中旬提供予定の平成25年度FPテキストサービスを利用するデメリット)
・新FPテキストを使用した試験勉強を始めるにあたり、FPテキストの入手はもうすぐだとしても、平成25年度FPテキストサービスを反映したFPテキストを使用するために、約2ヵ月も待たなければならず、次回11月試験までのFPテキストを利用した勉強期間が大幅に限定されてしまう。 ・平成25年度FPテキストサービス開始時は、申込が重なることが多く、申し込んでも納期が遅れて、更に数日〜数週間ほど待たされるリスクがある。
まとめますと、現行サービス(平成24年度FPテキストサービス)を利用する場合は時間的メリット、新サービス(平成25年度FPテキストサービス)を利用する場合は内容的メリットがあるということになります。
【FP754の考え】
まず前提として、CFP試験はFPテキストの改訂内容、つまり新FPテキストで追加や変更になった内容が、課目を問わずほぼ毎回出題されますので、新FPテキストで勉強した方が有利です。
一方、FPテキストは毎年8月上旬に今年度版が新発売されますが、旧テキストの小〜中改訂が基本で、ここ数年間、ずっと小幅改訂が続いていました。
ところが、現行FPテキストでは、アベノミクスを反映して、今後、出題可能性が高いと思われる平成25年度税制改正の内容が反映されていないのは、少々ネックです。
また、課目により改訂内容のバラつきがあり、特に、難易度の高い金融、ライフプランについては、新FPテキストで勉強した方が有利に働く場合があり、一方で、改訂内容があまり影響を及ぼさないリスクやタックスについては、現行FPテキストでも対応出来る可能性が高いです。
また、CFP試験の勉強法はあくまでも「過去問」をメインと考えるべきであり、現行の平成24年度版FPテキストサービスでも十分対応可能な課目も多いと考えています。
結論として、それぞれの条件を勘案しても、本来なら内容的メリットよりも時間的メリットを優先させた方が良く、あとは過去問の反復で、十分カバーできるという考えが基本です。
ちなみに、FP754自身も、受験は複数回に跨りましたが、結局、旧テキストのまま対応しましたし、過去にFPテキストサービスを利用された方で、数回にわたって受験された方もいらっしゃいますが、最初のCFP試験受験時に利用したFPテキストをずっと使い続け、そのまま全課目合格を果たされた方は多数いらっしゃいます。
もちろん、新FPテキストが発売されて内容を確認してみないと、どれほど内容的メリットが大きいのか、また11月試験が終わってみないと、どちらのメリットを重視すべきだったのか、現時点ではわかりません。
別の考え方として、とりあえず過去問を先にどんどん進めておき、FPテキストはその後の知識の総確認用として利用するという方法もあります。
以上より、上記事情をご考慮の上、最終的に、FPテキストサービスをご検討頂いている皆さんの考えで決めてください。
なお、平成24年度FPテキストサービスは、平成25年度FPテキストが発売予定と思われる8月上旬まで当HPにて申込を受付します。
なお、日本FP協会HPのインターネットサイトによると、相続テキストはすでに在庫終了していますので、書店での在庫の有無を確認してからの申込受付となります。
一方、平成25年度FPテキストサービスをはじめとして、FP754が提供する4つのサービスの価格改定を行うかもしれませんので、その際は、後日、HPならびに当ブログでお知らせします。
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